Barthélemy d'Eyck(バルテルミー・デューク)及び国際ゴシック様式のパペット的なデフォルメを研究。
人形の家的奇妙なスケールというか何というか、全部モダンな印象がして面白く思っている。心理的遠近法とでもいうべき変な空間なのだけど、間尺には合ってしまうという戯画特有のデフォルメ? ここでは神の目を意識すべきだが、日本の絵巻物と全く同じ眺め降ろす視座。これを私は描き手が机に対する姿勢から発した、斜めの角度、即ち書見台と同じ角度として自然発生的に生じたと思うが如何?
殊にバルテルミー・デュークは、パペットムービー、「サンダーバード」とそっくりな5〜6頭身。故に妙な愛着感を抱くのやも知れぬ。