変といえば、凡夫としての自身の自覚以上に、かなり変と思われているらしい。この人アイドルオタクなのかしら?(一部そうです)とか、女好きなのかしら?(森羅万象を愛す)とか、ナルシストなのかしら?(これは大間違い)とか。
そういうことじゃなくて、いやはや変。昨年は毎月のように発表があって、好むと好まざるとに係わらず常時絵を描いていたが、今年は予定を一切入れてないのに、次から次へと恐ろしい量の作品を手掛けている。今も10点以上。描きかけというなら、駄目だと思って捨てていたものも含め20点近くを弄っている。しかも、新しい大物の地塗りとかも次々と。
要するに手持ち無沙汰。常に筆に近いものを握ってないと、禁断症状が出るようになってしまった。そういう意味の変。しかも発表なんかどうでもよく、兎に角描き続けることしか念頭にない。客観的にどうかというと「素晴らしく駄作を量産している」、となるがその都度つどの判断は「挑戦的だ。何たる潜在能力なのだ吾は」である。ナルシストなのかしら? 否、「ただの暇人」。
結論。沢山描けば描く程、一点も仕上がらない状態が続く。で、「ただの絵馬鹿だと思うよ」。