最近は馬鹿馬鹿しくなって海外作家をブログで紹介するのを止めたが、二人だけどうしても気になる画家が居る。以前ここでも書いたが、ロシア正教の僧侶になってしまったウラディスラフ・プロボトロフと今一人はチェコのシュルレアリストのズデネク・ヤンダだ。ヤンダに就いては、IFAA(国際幻想芸術協会)のリンクに貼ってあるので、ちらほら日本のブロガーが取り上げていたり、ナイキギャラリーだったか? で、日本でも一部遥か昔にお披露目もされていたようだが、時期尚早というか、プロデュースの仕方が悪いのか、全く盛名が上がらぬのが不思議でならない。権威にばかり誘(おび)かれて、節穴の目、審美に至らぬ輩ばかりと嘆いても詮無い。
最近本人と交信を始めたものの、機械翻訳のチェコ語ではどうにもならなくて、聊か困っている。母国語しか解せず、外国語が全く話せぬ絵描きの方が「本物」が多いのは当たり前に過ぎるが、ディスコミュニケーションここに極まれり。絵を見れば即座に理解出来るというのに。