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帰国して一週間、時差ボケが治ってないと自覚す。元々宵っ張りだったが、分割睡眠が酷くなり、食事の度に寝てしまう。今もそうだ。トータルで8時間は眠れている筈なので、問題とするには当たらないのかも知れないが、旅行中晩酌で必ず現地の売れ筋ビールを飲んでいたので、毎日現地時間で午前4時に目覚めてしまい、そのまま朝8時頃には活動を開始していた。故に夕飯頃には早くて午後8時、遅くても9時には昏々と眠ってしまっていた。 それ故、日本に帰ってからは、ぐるぐると時間がひっくり返って、いくら晩酌をしても午前1時前後に目覚めてしまい、それから明け方まで眠れない。午前4、5時頃無理矢理就寝して、早くて8時、9時に目覚める。が、昼食を摂ってうっかりすると昼寝になってしまう。午後3時頃目覚めて、ああ、一日が終わってしまうと慌てるが、晩8時には今度は晩酌しないのに寝てしまう。ああ、寝てばっかりじゃないか! 何もかも時間が足らないというのに、まるで赤子のようだ。 で、もともと生活リズムは同じだったと気付く。問題は昼寝だ。昼寝で2時間失っている。どうにかせねば...。今からナイトキャップにするか。そうだ、それがいい。 滞欧中は盛んに画材屋に通った。画像はブリュッセルのメゾン・ルフェーブルという店。以前は絵具も筆も自家製だったが、EC統合で、フランスのダルブ社の傘下に下ってしまい、ベルギーの画材メーカーはブロックスのみになってしまったと店主が説明してくれた。それでもダルブの特約店はベルギーではメゾン・ルフェーブルのみなのだと言って、カタログを進呈してくれた。琥珀樹脂溶解液はブロックスが専売かと思ったら、ダルブも向うを張って、自家製琥珀樹脂溶解液や顔料で対抗している。店にはプロらしき人士が盛んに出入りしていた。 絵入りの名刺を差し出すと、「おおっ、先生には是非ともこの筆がお勧めです」と以前作っていたという自家製筆を出して来て、呼び名までいつの間にかメートル(先生)に変っている。白い軸の筆で、どうやら店の構えといい筆といい、白がこの店のシンボルカラーであったことが窺われる。ただ、日本で買う外国メーカーの筆と同じ位バカ高い。筆は常用している「マネ」をパリで大量購入する心算であったので、たった三本のみのスーブニール。それと高級手練り絵具で、充填剤無添加の「ジャン・クルーエ」シリーズを一揃え買った。何でフォンテーヌブロー派の名を冠した絵具を態々ベルギーで購入せねばならぬのか、暫し迷ったが、大型店舗シュレイペルの支店に足を運んだ際、ベルギー製品が一つもなく無惨な有様だったので、意を決したのだった。色見本を見ると、濁りがなく純色であることが一目で解った。日本に入ってないブランドである。芸大がホルベインと出している「由一」シリーズなど、ボリ過ぎだよお前等! といった値段故、ハンドメードに少々高値がついても我慢の出来るプライスだ。 日本にはヨーロッパの画材メーカーは、ほとんど輸入されていてブロックスも当然あると店主に言うと、「是非うちのホームページにアクセスして下さい。ブロックスなら日本よりずっと安いはずです」という。えっ、おたくダルブでしょ? 話している内に、ベルギー人の誇りが兆してしまったらしい。ですよね、ここはファン・アイクの油絵発祥の地なんだから。 Jean Clouet ううむ、書いてる途中で眠くなってきちゃったぞ。否、酔いが回ってるのか。話は半分のみ、また尻切れ蜻蛉だ。ルーヴルねたも途中。画材ねたも半分。ラスネールねただって、後日談がある。ユーグ・ジレに就いても書かねばならん。海外宛メールもあちこち溜まってる。うわー、よく寝てから考えよ.....。
by shojitanaka
| 2008-11-25 01:30
| art
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